足腰が弱わってくると、ご自宅の床材に求められる性能が大事になります。 「介護リフォーム」というカテゴリーの中でも最近とても注目されているのが「床」です。
手すり設置やバリアフリー化と合わせて、床材を変更することの重要性が高まってきています。
大きく2つの助成金制度があります。 1つは、介護保険の「高齢者住宅改修費用助成制度」を利用するもので、20万円を限度として、工事費用の9割(所得により8割)を助成金でまかなうことできます。
もう1つは、各市町村で独自に定められた助成金制度です。
(こちらに関しては、当社のほうで確認することができますので、お気軽にご相談ください。)
高齢になるほど、足腰が弱りやすく、比例して自宅での転倒事故の件数が増えていきます。
転倒の主な原因は「何もないところで滑ること」だそうです。
そのため、滑りにくい床材への変更は介護リフォームの中でも重要な要素で、助成金制度の対象になっています。
車椅子や介護ベッドを使用するようになると、これまでになかった荷重が床にかかるようになります。
荷重に耐えられなくなった床は、反り返り・割れ・キズなどが発生してきて、床の劣化が急速に進行します。
一般的な床材よりも、耐久性の高い床材を選ぶ必要があります。
「床張替え」と言っても、介護の場合には、リビングだけでなく、一通りの生活動線を見直す必要性があります。
例としては、浴室・脱衣所・廊下・階段・トイレ・玄関・玄関外のアプローチ、などです。
まとめてリフォームすることで、価格の低減や、工期の短縮が可能になりますので、まずはご相談だけでもお気軽にお声がけください。
室内・室外を問わず、手すりの設置をする場合には対象になります。
転倒防止のためにとても重要な設備です。
バリアフリーの一環です。
介護リフォームの中でも、段差の解消はとてもご依頼の多い工事で、当社でも多くの実績があります。
単純に上り下りをなくすだけではなく、引き戸のレールや敷居など障害を撤去する工事も、同じく対象になります。
現在では一般的な洋風建築では、開き戸が主流です。
しかし要介護者にとって、開き戸は利用しにくく、引き戸やアコーディオンドアへ変更するケースが多いです。
この設置交換工事も、補助金制度の対象になります。
要介護者にとって、和式よりも洋式のほうが使いやすいことが多いので、この工事も補助金制度の対象になります。
既存の洋式便器をより使いやすくするための、高さ調節なども対象となります。
多くのケースにおいて、便器の近くに手すりを設置する工事となります。
介護者の手助けが必要な要介護者ですが、全てを介護側でケアすることはNGと言われます。
行動範囲の縮小・依存度の高まりにより健康的な暮らしを送ることがより困難になってしまい、ひいては生きるという意識が低下してしますからです。
人間的な生活を送るために、ある程度の自立余地を残しておくというリフォームプランが不可欠です。
介護をする人への配慮も大事な要素です。
ただでさえ大変な介護である上に、介護をしにくい環境で続けていると、介護者のほうが精神的にも肉体的にも参ってしまうからです。
介護リフォームプランを立てる際には、介護者の意見も取り入れることが不可欠になります。
既存の床が傷んでいなければ、その上から新床を敷くことも可能です。
その場合、普通に張替えをするよりも、ずっと安価で早くリフォームをすることができます。
当社の専門スタッフにご相談いただければ、無料で調査することができますので、お気軽にお問い合わせくだ さい。